ロードバイクにドハマりして頭の中は常に自転車のことでいっぱい。あれもこれも欲しいと思う一方で賃貸だからスペースが限られる。そこで今回は1台だけ自転車を持つならどんな自転車がいいか考える。
こんなことを言うと「ママチャリで良くね?」とか「固定ギア一択」とか言われるんだけど、まず先にニシオの用途から説明したい↓
- 普段使いしやすい
- 雨の日でも乗りたい(通勤)
- 街乗りから山の林道まで幅広く走りたい
- 極力メンテナンスフリー←ここ重要
- 長く愛用したい
レースというよりは普段着で街乗りや荒れた未舗装路まで幅広く使いたい。また整備できるほどの技量がないから、なるべくメンテナンスの回数が少なく済むような構成にしたい。
けっこう初心者目線だから狭い層にしか刺さらないかもたけど、最初の自転車選びの参考になれば幸いです。
理想の1台はフラットバーグラベルロード
- 普段使いしやすい
- 雨の日でも乗りたい(通勤)
- 街乗りから山の林道まで幅広く走りたい
- 極力メンテナンスフリー←ここ重要
- 長く愛用したい
先ほど書いた用途を満たすためパーツごとに考えた結果、フラットバーグラベルロードが最適なんじゃないかと考えた↓
- 【フレーム】アルミ(できればチタン)
- 【フォーク】カーボン
- 【ブレーキ】油圧ディスク
- 【タイヤ】最大35C~50C
- 【ホイール】アルミ スルーアクスル142mm
- 【コンポ】フロントシングルの電動変速
- 【ハンドル】フラットバー
- 【ペダル】フラットペダル
必ずしもグラベルロードである必要はないが、タイヤの選択肢を増やしたいからタイヤクリアランスの広いフレームを前提に話したい。ちなみにクロスバイクも近いんだけど、ホイールの規格がスルーアクスルのモデルが少ないから今回は候補から外した。
【フレーム】アルミ(できればチタン)

本音を言うとフレームはチタンにしたい。錆びないから雨の日でも安心だし、塗装剥がれという概念がなくてコーティングも不要だからメンテナンスが楽。だからこそ僕が今乗っているバイクもチタンフレーム。
とはいえ価格が高すぎるからアルミが現実的。チタンやカーボンより安いし、普段使いでタフに使いたいから丈夫な金属の方が安心だ。丈夫さならクロモリでもいいけど手入れを怠ると錆びるから今回はアルミが最適だと思う。
【フォーク】カーボン
マストではないけどフォークは軽量で振動吸収性に優れるカーボンがいい。特にフォークからの振動は腕の疲労やしびれになりやすいから振動吸収性は重要。エントリーモデルの価格帯でも採用されることが多いから、カーボンフォークだったラッキー程度で考えている。
【ブレーキ】油圧ディスク

雨の日でも乗るなら制動力が高い油圧ディスク1択。リムブレーキも調整を怠らなければちゃんと止まるけど、雨の日はリム面に砂利が付着しやすいからやっぱ制動力が落ちる。油圧ディスクは軽い力でもしっかり止まるから街中での急な停止にも対応できるし、制動力は高いに越したことはない。
実はメンテナンスが楽?
個人的に油圧ディスクはメンテナンスが一番楽だと感じている。一般的には機械式の方が楽とされているが、初心者からしたら定期的なワイヤー調整は面倒に感じるだろう。
油圧なら1~2年に1回のオイル交換さえすれば調整いらずでどのブレーキ方式より制動力が高い。まさにメンテナンスフリー。オイル交換が一番厄介なのは重々承知なんだけどそこはショップのプロに任せればいいと思う。
太いタイヤが履ける
この後にも書くけど太いタイヤを履かせるならディスクブレーキの方が適している。リムブレーキでもVブレーキであれば比較的タイヤを太くでき、制動力が高くなるが物理的な限界はある。それに制動力はやっぱディスクに軍配が上がる。
【タイヤ】最大35C~50C

僕自身23C→26C→28C→30Cとどんどん太くしているがまだ太くしたいと思う。理想はロードでも35C以上はあると安心。
悔しいことに僕のチタンロードは最大30Cまでだから次買うことがあればタイヤクリアランスの広いモデルにすしたい。
タイヤクリアランスは広いほどいい
タイヤは唯一路面と接するパーツで太さ次第で走りがだいぶ変わる。だからこそクリアランスは広いほど選択肢が多くていい。早く走りたきゃ28Cや30Cに細くすればいいし、未舗装路や街中の段差を安心して乗るには35C以上は欲しいところ。個人的には50Cのタイヤで森を駆け抜けてみたい。
ピュアチューブレスが最適解?
クリンチャーvsチューブレス論争があるが個人的にはパンクしても復帰が楽なクリンチャー派。というかクリンチャーしか乗ったことが無い。おそらく乗り心地もパンクしづらさもチューブレスレディの方が上だとは思うがシーラントの扱いが面倒に感じる。
そこで気になっているのが、IRCが出しているシーラント不要のピュアチューブレスタイヤ。車と同じくタイヤだけで空気の層を保持している。現在主流のチューブレスレディと違いシーラントによるパンク修理はないが、余分なものを一切使わない仕様に魅力を感じる。今年中に試すと思う。
【ホイール】アルミ スルーアクスル142mm

ホイールは今回の用途ならアルミで十分。段差の多い街乗りなら頑丈なアルミの方が安心だし、山とか自然に行くなら傷が付きやすいからアルミの方が気兼ねなく使えそう。今回は一応アルミをおすすめするけど、軽量化とか巡航速度を維持したいならカーボンでも良くて、こればかりは好みだからどっちでもいいと思う。
ただしホイールの規格はスルーアクスルのリア142mmがおすすめで、付くようにしかつかないから初心者でも正確に取付けられるし、制動力が強いディスクブレーキとの相性もいい。
ホールレスは魅力的

タイヤの話でも書いたけど、今後ピュアチューブレスタイヤにしたいからホールレス仕様のホイールはめちゃめちゃ相性がいいと思う。テープの巻直しが不要だし、テープ破れの心配もないから気密性が高く常に一定。
そんな魅力もあって最近ホールレスのホイールを購入したまである↓

【コンポ】フロントシングルの電動変速

メンテナンス性やシンプルさを追求するならピストなどの固定ギアも考えたけどさすがに無理。速く走りたいときや山に行くときは人間の力よりも機械的に解決した方が合理的。でも無駄は減らしたいということでフロントシングル。さらに余裕があれば電動変速が好ましい。
電動変速の魅力

電動変速と言えばレースなどコンマ1秒を争う場面での正確な変速だが、初心者でも十分おすすめだと思う。ワイヤーの劣化が無いから変速調整が不要だし、最近の完全無線電動コンポならディレイラーを付けるだけで使えるからほぼメンテナンスフリーだと思う。
初期調整もスマホでポチポチすれば勝手に動いてくれるから手を汚さないのが魅力。価格が高いのがネックだが、払えるなら電動コンポが全てにおいて楽。
【ハンドル】フラットバー

ドロップハンドルvsフラットバーは意見が割れるけど、今回の「普段使い」「メンテフリー」という目線ならフラットバーに軍配が上がる。
消耗品が少ない
まずメンテナンス面ではフラットバーの場合、消耗品がバーエンドグリップだけでOK。一方ドロップハンドルはバーテープとブラケットカバーが厄介。初心者からしたらバーテープを巻くのも面倒だし、ブラケットカバーなんてコツがいるし最悪、破れてまた交換になる。
ブレーキとシフトレバーを分割できる
個人的にフラットバーの魅力はブレーキとシフトレバーを分割できるところ。もしコンポをグレードアップするとき、交換するパーツや手間が少ない。ドロップハンドルの場合、STIレバーだと変えたいのにブレーキ関係のホースやバーテープ、ブラケットカバーなどの消耗品も外すことになるからマジ面倒。
傷によるダメージが少ない

日常使いでの立てかけによるハンドルの傷や、転倒したときのダメージはフラットハンドルの方が少ない。ドライブトレインの反対側に倒れたと想定して、ドロップハンドルだとSTIレバーに傷がつき、電動コンポならさらにショック。バーテープやブラケットカバーも破れる。
フラットハンドルならバーエンドグリップが先に触れるし、運が悪くてもブレーキレバーくらい。電動パーツに傷がつく可能性が極めて低い。
【ペダル】フラットペダル

誰が何と言おうとフラットペダルが一番楽。SPD(SL)ペダルの方が速く楽に走れるのは重々承知だが初心者、普段使いの目線からするとフラペ。
よく「立ちごけするのは未熟」などのコメントを見かけるが、足が固定されている以上どんなに上級者でも立ちごけするリスクはゼロではないから、異常時にすぐに足が着けるといった点で今回はフラットペダルを推奨したい。
おすすめのモデル【TOP3】
ここまで言った内容もとに3つのモデルを紹介したい。
【3位】MARIN BIKES DX-2
MARIN BIKES DX-2はかなりオフロード仕様となっている。
- 【フレーム】アルミ
- 【フォーク】カーボン
- 【ブレーキ】油圧ディスク
- 【タイヤ】45C
- 【ホイール】アルミ スルーアクスル142mm
- 【コンポ】1×12S(SHIMANO DEORE)
- 【ハンドル】フラットバー
- 【ペダル】フラットペダル
- 【価格】167,200円
45Cの太いタイヤを標準装備し、SHIMANO DEORE12速が付いている。もはやフラットバーグラベルというよりリジットMTBのような構成に近い。最初からペダルが付属しセンタースタンド台座も付いてポイントが高い。
DEORE12速でこの価格はかなりコスパが良く本当はゴリ押ししたいんだけど、かなり品薄でLサイズしか残っていないのがネック。色も2色展開なんだけどリンクで貼っている色しかない模様。サイズと色が気に入れば即行ポチった方がいい状況なのは間違いない。
【2位】ROCKBIKES WRATH(ロックバイクス ラース)
仕様によっては10万円を切るのがROCKBIKES WRATH(ロックバイクス ラース)。
- 【フレーム】アルミ
- 【フォーク】カーボン
- 【ブレーキ】油圧ディスク
- 【タイヤ】最大35C(650Bは47B)
- 【ホイール】アルミ スルーアクスル142mm
- 【コンポ】1×10S(LTWOO A7) or 1×11S(SHIMANO DEORE)
- 【ハンドル】フラットバー
- 【ペダル】フラットペダル
- 【定価】121,000円(11S仕様は143,000円)
あまり聞き慣れないかもしれないがROCKBIKESさんは大阪を拠点に活動されるメーカーでレースよりかはストリートを意識したブランドである。また日常使用でも気兼ねなく使用できる価格設定を目指していることから全体的に安い。定価は121,000円と書いたが、定期的にセールをしていて99,000円になっていることが多い。
ホイールを650B化すれば47Bまで太くできるし、ドロップハンドルのラインナップがあるくらいだからいろんな遊び方ができる。
MARIN DSX-2と同様に最初からフラットペダルが付いて、センタースタンド台座が搭載。カラー展開が多いのも魅力。金額からも初心者には一番おすすめしたいモデル。
【1位】NESTO AUTOMATE(ネスト オートメート)
今回の条件にドンピシャなのがNESTO AUTOMATE(ネスト オートメート)。
- 【フレーム】アルミ
- 【フォーク】カーボン
- 【ブレーキ】油圧ディスク
- 【タイヤ】35C
- 【ホイール】アルミ スルーアクスル142mm
- 【コンポ】1×10S Di2 (SHIMANO CUES Q’AUTO)
- 【ハンドル】フラットバー
- 【ペダル】フラットペダル
- 【定価】198,000円(楽天はもっと安い)
何と言ってもDi2搭載でこの価格はバグ。しかも他の電動変速と違ってCUES Q’AUTOはハブダイナモから給電され、電動変速のデメリットである煩わしい充電を不要にしている。また、Di2変速機の中では珍しく10s/11sの両方に対応しているから今後11速化したくなったらスプロケットの交換だけで済む。
ワイヤー特有の変速ズレもないし、油圧ブレーキはオイル交換さえしていれば常に高い制動力を発揮できる。まさにメンテナンスフリーに近い1台だから整備に自信が無い人には一番おすすめ。
1つ挙げるとすれば、Q’AUTOは良くも悪くも自動変速でシフトスイッチが付かないから注意。ハンドル周りがシンプルになる反面、もし自動変速が自分に合わなかったら別途シフトスイッチを購入する必要がある。
最後に
てなわけで、今回はもし自転車を1台しか持てないならというテーマで「メンテナンスフリー」「普段使い>>>レース」といった初心者目線で理想の自転車を語った。
- 【1位】NESTO ネスト 2026 AUTOMATE ←メンテナンス重視
- 【2位】ROCKBIKES ロックバイクス 2026 WRATH FLAT←コスパ重視
- 【3位】MARIN DSX-2 2023 フラットバー グラベルロード←オフロード重視
この記事を書いている2026年7月の自分はメンテナンスフリーでオールラウンドに使える自転車に惹かれていた。
電動変速や油圧ディスクといった比較的ハイエンドなこだわりを書いたが、これも自分の整備スキルが未熟だからなわけでもっと自転車を良く知り、自分で整備できれば選択肢が増えてまた違った自転車に惹かれるだろう。





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