余計な物を減らしてきましたが、なぜかリュックが重いです。荷物が重いと通勤や旅行でかなりストレスです。
ということで、今回は持ち物を紹介しつつ、重さの観点から持ち物を見直していきます。
ミニマリズムは次のステージへ
物の重さに注目したのは、四角大輔(よすみ だいすけ)さんの「超ミニマル主義」を読んだのがきっかけです。この本では、物の少なさだけでなく、物の軽さまで追求したミニマリズムを紹介していました。
というのも、四角さんは登山家でもあり、常にグラム単位で物を管理しています。油断してたった「数g」を妥協すると、その積み重ねが「数kg」の違いを生むそうです。
1つのミスが事故につながる登山では「1gを笑う者は、山で泣く」という格言があり、過酷な環境下では、わずかな重量とも向き合う必要があります。
とはいえ、僕は登山をしたいわけではありません。
危険な環境ではないにしろ、会社や旅行など毎日持ち歩くものなので「持ち物は軽いに越したことないよね~」ってスタンスで軽量化に取り組みます。
今回の記事は、荷物を軽くしたい人と未来の軽量化した自分に向けた「Before」として記事を書いていきます。
現状の持ち物は全部で5,617g
身に着けている衣類からバックの中身まで計算すると約5.6kgもありました。この記事を書いているのが夏なので、一番薄着で軽いはずです。
着ている服を除けば4.6kgくらいなので、LCCの機内に持ち込める基準(7kg以下)は余裕で満たしていますが、夏の暑いときにこの荷物で行動するのはしんどいです。
理想は、衣類を除いて3kg台に抑えたいです。
私服(夏使用)【1,072g】
夏使用なので一番軽くなっています。
とはいえ、衣類といえども簡単に1kgを超えるのは驚きました。
エアリズム・下着【38g】
名前の通り、履いてないんじゃないかってくらい軽いです。伸縮性に優れますし、乾きも早いので蒸れにくいです。
僕は毎日が勝負パンツ理論なので、同じものを4着持っていて、いつも同じ柄を履いています。
これより軽くしようと思ったら、ノー○ンしかないのでやめときます。
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)【195g】
以前はエアリズムコットンクルーネックTシャツ【162g】を外出用で着ていましたが、若干の下着感が出て人前で着るには不適切だと思ったのでオーバーサイズに変更しました。
以前と比べると33g重くなりましたが、下手に他の服で着飾る必要がなく、これ1枚で完結するのでトータルで軽いと思います。
ウルトラストレッチアクティブジョガーパンツ【204g】
一般的なスキニーパンツと比べると半分の軽さです。伸縮性にも優れていて、夏でも快適に過ごせます。
1点悪いところを挙げるなら、紐が前にあることです。別に縛らなくてもズボン自体は下がりませんが、紐がTシャツの下から垂れるので、縛らないとだらしなく見えます。
さらに洗濯すると100%ほどけるため、毎回縛るのが面倒です。
後継モデル?である「ウルトラストレッチドライEXジョガーパンツ」なら紐が内側にあるので、この問題を解決できます。
セールになった瞬間、絶対ポチります。
ナイキ・スニーカー【635g】
靴底が黒色の靴って意外と珍しいので、気に入っています。一応スケートボード使用なので、中敷きのクッションが厚めで足が疲れにくいです。
635gが重いかと言われれば普通です。スニーカーは平均で両足600~800gくらいなので、これより軽くするなら、かなり限定されます。
ポケットの中身【407g】
正直、ここまで軽い人は中々いないと思います。この400gの中にインターネットや財布はもちろん、身分証明書も入っているので、安心して車の運転ができます。
僕の場合、これさえあれば友人と不便なく出かけられます。
iPhone12(ケース込み)【240g】
240gと運命的な数字ですね。スマホケースに折り畳みスタンドを貼り付けて使っています。
スマホケースでiPhoneを守り、スマホスタンドでリングとカードケースの役割を担っているので、多機能です。
QR決済やクレカでお会計には困らないので、最低でもこれさえあれば買い物に行けます。自分の中ではこれが最終形態だと勝手に思っています。
一応、iPhone12にも理由があって、ここ最近のモデルで1番軽いという点です。昨年、購入したタイミングでは14まで出ていましたが、敢えて12にしました。
ただし、軽いのはバッテリーが小さいこともあり、充電の持ちはいまいちです。15がtype-Cで登場したら乗り換えるつもりです。
SECRID【108g】
財布兼カード入れです。この中に大事な身分証明書から交通ICとすべてが詰まっています。
カードが5~6枚入り、レバーを引くと段違いで出てくるので便利です。あと、何よりカッコイイです!
よく「小さくて無くしそう」と言われますが、特に問題ありません。長財布みたいにお尻のポケットに入れませんし、外食先で机に置いたりしないので、忘れるリスクが低いです。
このサイズなら前ポケットに入るので、右に「SECRID」、左に「スマホ」と決めています。背負うものが少ないってのは楽でいいです。
もちろんお札も入ります。
小銭は入りませんが、今はキャッシュレスが発達しているので問題ないです。仮にお釣りが出たら、ポケットに入れるか募金して誰かのために使います。
カギ類【59g】
家のカギと車のキーをまとめています。特に家のカギは凹凸があるので、スマホなどと一緒に入ると画面が傷付くので危険です。
最近では1~2万円くらいでスマートロックのような商品があるので、キーレスにはしようと思えばできます。しかし、家のカギが26gで、それだけのために1~2万円も払う気になれません。
四角さんごめんなさい…。
バックパックの中身【3,433g】
カバンの中は何でも入るので、重くなりがちです。
軽量化のためにも、バックパックの中身を見直すのが一番手っ取り早いです。
バックパック・DualMuster【600g】
7年前に4,000円で買いました。安いですが、今も現役で使っているので余裕で元は取っています。
シンプルなデザインと収納が少ないので、逆に探しやすくて気に入っています。
経年とともに背もたれが劣化してきたので、これを機に買い替えようと思います。
新調する際にこだわるポイント↓
バックパックだけでも200~300gの軽量化ができれば十分です。
ノートパソコン・ThinkBook14Gen3【1,496g】
カバンが重い理由の大半がこいつです。
パソコンは便利で、作業やネットサーフィンなど、スマホに比べて効率がいいので、頻繁に使っています。とはいえ、1.5kgと重いことには変わりません。
2022年11月に購入したばかりで、当時は性能や使用感にこだわっていたので、重さなんて気にもしませんでした。どうせ2~3年したら新しくするので、その時は条件に「1kg以下」を入れます。
パソコンだけで500gの軽量化が見込めそうです。
ノートパソコンスタンド【473g】
作業中の目線を上げるため、パソコンとセットで必ず持ち歩いています。
安定感にこだわったので、重いのは仕方がありません。Amazonには86gとかなり軽量のPCスタンドもありましたが、高さがそこまで出なかったので断念しました。
コンパクトに折り畳めるし、高さを16段階に調節できるので気に入っています。
こいつを手放すくらいなら、その分パソコン本体で重量を落とします。
kindle PaperWhite【207g】
電子書籍には抵抗がありましたが、使ってみれば便利です。
以前は2泊3日の旅行に紙の本を2~3冊も持ち歩いて、かなり重かったです。
1冊300ページくらいの紙の本なら300gくらいで、kindleはそれよりも軽く、何百冊も持ち歩けるのが魅力です。
ワイヤレスイヤホン【33g】
33gはワイヤレスイヤホンの中でもトップクラスで軽いです。
音質にそこまでこだわりないので満足しているし、インナーイヤー型だから自分の耳に合っています。
インナーイヤー型ってこんなやつ↓
こいつが壊れたら同じシリーズを買いますし、これからも自慢のアイテムとして大事に使っていきます。
折り畳み傘【224g】
折り畳み傘は全国民におすすめしたいです。
普通の傘は小学生のチャンバラにしか使わないし、場所を取るから置き忘れが多発します。そのせいか、日本人の傘の消費量は世界でもトップクラスで傘の本数は人口より多いらしいです。
折り畳み傘は常に携帯できるので、天気予報を把握しなくていいですし、家と職場でそれぞれ置く必要もありません。どうせ気付けば、どちらかに2本あるオチです。
ちなみに、僕の折り畳み傘はボタン一つで開閉ができます。
ボタンを1回押すと…
全開します。そして、もう1回押すと…
先端が閉じます。
意外と便利なので、今使っている傘がぶっ壊れたら開閉機能があるものを選べばいいと思います。
最近ではAmazonなどで100g以下の軽量モデルが多く出ていますが、ボタン操作がないので断念しました。あくまで機能性を優先します。
ガジェット類【146g】
ガジェットは好きですが、極力減らしています。
現在の1軍はスマホとパソコンの充電ケーブルに65WのACアダプタのみです。
中でもACアダプタはお気に入りで、スマホとパソコンの両方を充電できるよう2口タイプの物を購入しました。
スマホを高速充電しながらパソコンを充電できるから旅行先でも活躍しています。それでいて、サイズは卵とほぼ同じで、96gとかなり軽いです。
配線周りがスッキリして混在することがなくなりました。
ミニバック【164g】
会社に行くときの弁当入れとして使っています。というか、保冷機能もある正式なランチバックです。
今使っているバックパックとサイズ感がピッタリなので、収納しやすいです。
折り畳み歯ブラシ【12g】
実家に帰省した時に使っています。友達の家で宅飲みするときも絶対に歯を磨いてから寝たいので、重宝しています。
コンパクトに折り畳めるから、ブラシ部分が濡れていても安心してカバンに入れられます。
印鑑【24g】
特にこだわりはないです。
未だに必要だし、当分は無くならないので、付き合っていくしかありません。
帽子【54g】
ユニクロで買いました。天パなので、セットが面倒な時に被っています。
洗濯しても型崩れしないし、速乾性が高い、軽い、UVカットとマジで優秀です。
旅行専用荷物【705g】
月に1回くらいのペースで旅行に行くので、なるべく減らしているつもりです。
普段の荷物は重いですが、宿泊数が増えるに連れて物が少ないと感じられます。
Anker511 PowerBank・モバイルバッテリー【173g】
これ一つでスマホの充電とモバイルバッテリーの両方で使えるので、荷物が減ります。
モバイルバッテリーとしての容量が5,000mA/hあり、最近のiPhoneなら「0%→100%まで」余裕で充電できます。
コンセントプラグは折り畳めるので邪魔になりません。
コンセントに差しておけば、スマホを優先的に充電し、充電が完了したらモバイルバッテリー本体を充電する賢いやつです。
オイル(満杯時)【62g】
スキンケア用品は保湿だけしか使いません。理由は保湿が一番大事だからです。
正直、化粧水は効果が感じられなかったので、やめました。
中身は無印のホホバオイルに、Amazonで買ったカスターオイルと青森ひばのオイルをブレンドしたものになります。
青森ひばの香り好きなので、香水も持ちません。ちなみに、全身に使えます。
コーム【33g】
僕はかなりの天パなので、髪をとかすのに必須のアイテムです。
オイルを浸透させるのにもいいので、Amazonで定期的に購入しています。
衣類セット【437g】
1泊増えるごとにこのセットを増やします。お気付きかもしれませんが、同じ服を何セットか持っています。
軽量化はまだ始まったばかり
とりあえずの目標はバックパックの中身を1,000g軽くします。
さすがに一度で全部は変えられませんが、これからじっくり進めていきます。
今回の記事は自己満に近いので、参考になる人がいたかは微妙です。
ちなみに、すべての持ち物について解説したので、軽く6,000文字を超えました。次にこの内容の記事を書く時は、重量も文字数も減らせるよう努力します。
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