旅行に行ったら真っ先に写真を撮っていましたが、最近では1回の撮影で2~3枚程度に落ち着きました。以前は何枚も同じ写真を「パシャパシャ!パシャパシャ!」とカメラマン張りにシャッターを鳴らしていました。
写真は思い出を残すのに効果的なツールですが、やりすぎは注意です。これではせっかくの経験も存分に楽しめません。
この記事では、写真を撮りすぎるデメリットを紹介していきます。やめることで、もっと思い出を残せるかもしれません。
結婚式でカメラマンが大量発⁉
先日、姉の結婚式に出席しました。
みんなスマホを構えてカメラマンと化していました。ちなみに専属のプロカメラマンは4人いたんですけどね(笑)
気持ちは分かるんですけど、せっかくの晴れ舞台を肉眼ではなく、レンズ越しに見るのはかなり損しているように感じました。
撮り逃してもカメラマンが撮ってくれているので、写真はプロに任せました。
デメリットに感じたのは手拍子や拍手を求められるシーンで、スマホで撮影しているから手首で控えめに「ぺちぺち」している人が多かったです。
さすがにヤバいと思い、3人分の大きな拍手をかましましたが、父親から見事に「う・る・さ・い」と言われました。
料理の仕上げは撮影⁉
料理が運ばれたらとりあえず写真を撮っていた時期が僕にもありました。撮り終えた頃にはスープは蒸発し、ステーキは燻製になっているでしょう。
シェフは一番おいしいタイミングで提供してくれるので、撮影時間は考慮されていません。別に少しくらい写りが悪くても美味しく見えますし、日本の料理人を侮ってはいけないと思いました。
共有のための旅行⁉
友人と旅館に行ったら、すかさず撮影タイムが始まりました。もちろん僕も何枚かは撮ります。
ですが、友人は数枚だけでは足らず何十枚も撮り始め、僕は写らないよう隅っこで荷物を持たされていました。
早く荷物を置かせてほしいです…
観光名所でも友人の撮影が続きました。せっかくの絶景をほとんどレンズ越しで見ていると思うと切なかったです。旅行というより撮影しに行っている感じでした。
その旅行は誰かに見せるために行ったのか?自分が見たくて行ったのか?分からなくなりそうです。
全てに共通するデメリット
写真に残すのも大切です。しかし、写真を見返してもその時以上の感動は二度と味わえないことに気づきました。
2次元で見る写真より、眼や皮膚など五感を使った方が記憶に残ります。
それに思い出を振り返るのは意外と1枚で十分なんですよね。同じ写真でも、その枚数だけ順位がつくのでベストショットを残してあとはすべて削除しています。
空いた容量は次の思い出のために残しておきます。
【240流】思い出の残し方
写真を見ても羨ましいと思うだけで、本当の感動を味わえるのは実際に足を運んだ本人だけの特権だと僕は思います。
ちなみに、240のカメラロール↓
2泊3日で松本に行った時の写真ですが26枚しかありません。枚数は少ないですが、思い出や体験に全集中したので、松本での経験は今でも活かされています。
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